「Googleマップで作成したルートをGPXファイルに変換して、Garmin(ガーミン)やCoros(カロス)のスマートウォッチに取り込みたい!」
そんなランナーの悩みを解決するために、この記事ではGoogle Mapのルート作成 → GPX変換 → ウォッチにインポートするまでの手順をわかりやすく解説します。
旅ラン・トレイル・ロング走にも使えるナビゲーション機能を、初心者でも迷わず活用できるよう画像付きで紹介。
自分だけのコースで、もっと自由に、もっと楽しく走りましょう!
GPXファイルとは?使い方とメリット
バナナぴろし
りんごちゃん
バナナぴろし
GPSのルートデータを記録・共有できるファイル形式のことなんだ。
りんごちゃん
バナナぴろし
さっきのりんごちゃんの質問にもあったけど、実はこれはランナーや登山者にとって心強いアイテム
GPXファイルは、「GPS Exchange
Format」の略で、ルートや位置情報などを保存・共有できるGPS対応の汎用ファイル形式です。
主にランニングウォッチや登山用GPSデバイスで使われており、ルートナビゲーションや走行ログとして活用されています。
GPXファイルを使うメリットは以下の通りです:
- 事前にコースを作成・保存してスマートウォッチでナビゲーションできる
- 知らない道でも迷わず安全に走行できる(特にトレイルや旅先)
- 手元のマップで方向や曲がり角を確認でき、走りに集中できる
- マンネリ打破・ルート開拓にも活用できる
たとえば、Googleマップで作成した旅ランやトレイルのルートをGPXファイルに変換し、Garminやカロスにインポートすれば、ナビ機能付きで自由なランを楽しめます。
ランニング・登山・サイクリングなどあらゆるアクティビティに対応できるのもGPXの魅力です。
GPXファイルの基本構造
GPXファイルには、以下のような情報が含まれています:
・緯度・経度・標高などの位置情報
・通過ポイント(ウェイポイント)
・連続したルート軌跡(トラックログ)
これらの情報をもとに、GPS対応機器で現在地の確認や経路案内が行える仕組みです。
Googleマップでランニングルートを作成する方法
バナナぴろし
りんごちゃん
バナナぴろし
しかもそれをGPXファイルに変換すれば、GPSウォッチでナビもできる!
りんごちゃん
バナナぴろし
Googleマップを使えば、ランニングやサイクリングのオリジナルルートを簡単に作成できます。
作成した経路はGPXファイルに変換して、Garmin(ガーミン)やCoros(カロス)などのGPSウォッチにインポートすれば、迷わず安心して走れます。
PCでの作成方法
- Googleマップを開く
- 左上の検索ボックスに出発地点を入力
- 「ここからのルート」をクリックし、目的地も入力
- 経路が表示されたら、ルート上をドラッグして任意の道に調整
- 作成した経路を保存・共有する準備完了
スマホアプリでの作成方法
- Googleマップアプリを開く
- 出発地点を検索し、下部の「経路」をタップ
- 目的地を設定し、「徒歩」アイコンを選択
- ルートを長押しで移動しながらカスタマイズ
- ルートを共有・コピーして活用可能
経路リンクを取得する方法
- PCの場合:「共有」→「リンクをコピー」で完了
- スマホの場合:右上の「共有」ボタン →「リンクをコピー」
- コピーしたリンクは、Maps to GPXなどのツールでGPX化できます
このように、Googleマップを使えば誰でも簡単にルート作成が可能です。
さらにGPXファイル化してナビに活用することで、トレーニングや旅ランがもっと自由になります。
Maps to GPXでGoogleマップのルートをGPXに変換
バナナぴろし
「Maps to GPX」っていう便利な無料ツールがあるんだよ。
りんごちゃん
バナナぴろし
りんごちゃん
Googleマップで作成したルートをGPXファイルに変換すれば、ランニングウォッチやGPSデバイスに取り込んでナビゲート機能を使えるようになります。
ここでは、無料で使える人気ツール「Maps to GPX」を使って、変換手順をわかりやすく解説します。
Maps to GPXの使い方
- ① Googleマップで経路を作成し、「共有」からルートリンクをコピー
- ② 「Maps to GPX」のページを開く
- ③ コピーしたURLを貼り付けて「Let’s Go!」ボタンをクリック
- ④ 数秒でGPXファイルが生成され、PCやスマホに保存可能
▶ Maps to GPX 公式サイト
Maps to GPXはシンプルな操作で初心者でも迷わず使える便利ツールです。GPXファイルを手軽に作成できるので、Garmin・カロス・Amazfitなど多くのGPSウォッチで活用できます。
カロスのランニングウォッチにGPXファイルを取り込む方法【ナビ機能でルート表示】
バナナぴろし
ナビ機能付きで、ルートに沿って走れるようになるよ。
りんごちゃん
バナナぴろし
しかも地図も見やすくて、初めてのルートでも迷わないよ。
りんごちゃん
Googleマップなどで作成したGPXファイルを、カロスのスマートウォッチに取り込むことで、ナビゲーション機能を使ってランニングやトレイルを快適に楽しめます。以下の手順で簡単にインポートできます。
手順①:GPXファイルをスマホで開けるようにする
Googleドライブなどに保存して、スマホでいつでも開ける状態にしておきましょう。
手順②:GPXファイルをカロスアプリで開いてルートを確認
ファイルを開くと地図が表示されます。コースの概要や距離、標高差が確認できます。
手順③:保存をタップしてルート同期を開始
「保存」ボタンをタップすると、スマートウォッチと自動的に同期が始まります。
手順④:カロス本体からナビゲーションを開始
同期が完了すると、カロスのナビゲーション機能から地図を呼び出してルートに沿って走ることができます。距離・現在地・次のポイントも表示され、安心して新しい道に挑戦できます。
ガーミンのランニングウォッチにGPXファイルを取り込む方法【ナビ機能でルート表示】
GPXファイルを使ってGarminのランニングウォッチにルートを取り込む方法を解説します。
この手順を使えば、ナビゲーション機能で新しいコースも迷わず走れるようになります。
① GPXファイルを準備する
まずは取り込みたいGPXファイルを用意します。
トレイルランやマラソン大会のコースデータ、または自作ルートをGPX形式で保存してください。
② Garmin Connectにログイン
Garmin Connectのウェブ版にアクセスし、アカウントにログインします。
③ GPXファイルをGarmin Connectにインポート
- 画面左のメニューから「トレーニングと計画」→「コース」を選択
- 右上の「インポート」からGPXファイルをアップロード
- コース名・アクティビティタイプ(ランニング・トレイルなど)を設定し、保存
④ ウォッチと同期してルートを転送
- Garmin Connectアプリでスマートウォッチと同期
- ウォッチ側で「ナビゲーション」→「コース」から保存されたGPXコースを選択
- 「開始」を押せばナビゲーションがスタート
▶ 注意点
- GPXファイルの距離や標高データが正確か確認する
- 登山やトレイルでは事前にコース確認をして安全対策も忘れずに
実際にGPXファイルを活用して走ったランニングコース事例
① 筑波山を巡る峠走ランニング
茨城県の名峰・筑波山を周回ランニングするために、Googleマップでルートを作成し、それをGPXファイルに変換してカロスのスマートウォッチに取り込みました。
標高差のあるコースは登りと下りのバランスが良く、心肺機能や脚力を高めたいランナーに最適です。
詳細な体験談とコース情報は以下の記事をご覧ください。
- ルート作成方法:Googleマップで登山口や林道を選定し、Maps to GPXでGPXファイルに変換。
- ナビゲーションの活用:ウォッチ上でルートを確認しながら進行。地図確認が不要で集中して走れました。
- 感想:自然と静寂に包まれた山道は心をリセットできる環境。峠走に最適なトレーニングコースでした。
② 江戸川沿いを走る60kmロングコース
東京・三郷から谷中湖まで続く、信号が少なくストレスのないロングラン。
ルートはGoogleマップで川沿いを設定し、GPXファイルをカロスに転送。
GPSで正確に進行できるので、補給タイミングの管理にも最適でした。
詳細なコース紹介は以下をご覧ください。
- ルート作成方法:Googleマップで川沿いを選び、橋や交差点をウェイポイントに設定してGPX作成。
- ナビゲーションの活用:ルートの誤走防止に役立ち、予定通りの補給・休憩計画が可能に。
- 感想:60kmという長距離でも景色に飽きず、GPSナビのおかげで集中して走り切れました。
ナビゲート機能を活用したランニング&サイクリングの楽しみ方
カロスのスマートウォッチに搭載されているナビゲート機能を使えば、事前に作成したGPXファイルを活用して、未知のルートでも安心して走ることができます。
いつも同じコースに飽きてしまったという方も、Googleマップから作成したオリジナルルートを取り込むことで、新鮮な気持ちでランニングを楽しむことができます。
特にトレイルランニングやサイクリングでは、自然の中で迷わず安全に走行できるのが大きな魅力。事前にコースを準備しておけば、景色や風を感じながらアクティビティに集中できます。
現在、Googleマップで作成したルートを直接GPXファイルとしてインポートできる対応機種はカロス
対応モデルの中でもMAP機能が搭載されたシリーズを選ぶ必要があります。
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エイペックス 2 ナイロン APEX 2 Nylon [COROS カロス]
GPSマップ機能搭載モデル |
よくある質問(Q&A)
Q1: GPXファイルを使うメリットは?
A: 事前にルートを読み込んでナビゲートできるため、地図を確認する手間なく安全に走行できます。
Q2: カロス以外のデバイスでも使える?
A: はい。ガーミンやAmazfitなどもGPXファイル対応モデルなら使用可能です。
Q3: Maps to GPXの使い方は?
A: Google Mapで作成したルートの共有リンクを取得し、貼り付けて変換するだけです。
Q4: 必要なアプリはありますか?
A: 各メーカーの専用アプリ(例:Corosアプリ)を使用してインポートします。
Q5: ナビゲート機能の注意点は?
A: 山間部やビル群ではGPS誤差が生じやすいので、広い場所でスタートするのが安心です。
Q6: ランニング以外でも使える?
A: はい、トレイル・登山・サイクリングなど幅広く活用できます。
Q7: 初めて使うときの準備は?
A: Google Mapでルート作成→GPX変換→ウォッチにインポートの3ステップで始められます。
Q8: 他のGPX作成ツールは?
A: StravaやKomootなどでも作成可能です。機能や出力形式に違いがあります。
Q9: コースから外れたらどうする?
A: 多くのデバイスには自動リルート機能があります。なければ再設定も可能です。
Q10: 長距離使用で電池を節約したい
A: バックライトOFF・表示時間の短縮・ナビ精度の調整が効果的です。
Q11: コース途中で変更できる?
A: 基本的に再インポートが必要ですが、ナビ機能をオフにして自由走行は可能です。
Q12: GPXファイルは他人と共有できる?
A: はい。メールやクラウドを使って共有すれば、仲間と同じルートで走れます。
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