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スペシャルドリンクが置ける:大田原マラソンの大会結果

2024年11月26日火曜日

大会結果

t f B! P L
大田原マラソン


この記事では、栃木県大田原市で開催される伝統的なマラソン大会大田原マラソン」を詳しく解説します。
フルマラソンと10kmの部が用意され、美原公園陸上競技場を起点とする公認コースは、挑戦心を刺激する高低差80.7mが特徴です。
ランナーを支えるサポート体制も充実。スペシャルドリンク設置や応援ナビといったWEBサービスが用意され、自己ベスト更新を狙うランナーに最適な大会です。


大田原マラソン2025の概要と参加条件

大田原マラソンは、栃木県大田原市で開催される伝統的なマラソン大会です。
例年、11月23日の勤労感謝の日に行われ、全国から多くのランナーが集います。

種目とコース

大会では、42.195kmのフルマラソンと10kmの部が用意されています。
コースは日本陸上競技連盟公認で、スタートとフィニッシュは美原公園陸上競技場です。

参加資格

フルマラソンの部は、高校生以上が対象で、制限時間は4時間です。
10kmの部も同様に高校生以上が対象で、制限時間は1時間となっています。

参加料(税込)

  • マラソンの部:一般 9,000円、高校生 3,000円
  • 10kmの部:一般 5,000円、高校生 3,000円

エントリー期間

一般エントリーは、例年5月下旬から8月中旬まで受け付けています。
定員に達し次第、受付を終了する場合がありますので、早めの申し込みをおすすめします。

表彰

フルマラソンの部では、男女各1位から10位までが表彰対象となります。
また、年代別男女上位3位までの入賞者には、後日賞状が送られます。
10kmの部でも同様に表彰が行われます。

大田原マラソンは、シリアスランナーに愛される大会です。
挑戦しがいのあるコースで、自己ベスト更新を目指してみてはいかがでしょうか。

挑戦しがいのある大田原マラソンの魅力に迫る

大田原マラソンは、栃木県大田原市で毎年11月23日(勤労感謝の日)に開催される、日本陸上競技連盟公認のマラソン大会です。この大会は、4時間の制限時間が設けられ、特にシリアスランナーにとって注目されています。

1988年に栃木県唯一の公認マラソン大会としてスタートしたこの大会は、歴史と伝統を重ね、現在では全国からランナーが集まるイベントとなっています。スタートとフィニッシュ地点は美原公園陸上競技場で、市内を一周するコースが設定されています。

このコースは、前半の下りと後半の上りが特徴的で、最大高低差80.7mのすり鉢状の地形がランナーの挑戦心を刺激します。
特に後半には小高い山が控えており、体力と精神力が試されます。


また、ランナーサポート体制も充実しており、すべてのランナーがスペシャルドリンク設置サービスを利用できるほか、ペーサーの配置で記録更新を支援。さらに、応援ナビやトップラスト位置情報サービスといった充実したWEBサービスも提供され、走りやすい環境が整っています。


大田原マラソンは、マラソンチャレンジカップ(MCC)フルマラソン1歳刻みランキングの対象大会でもあり、全国のお城マラソンシリーズの一環として、完走者には大田原城跡と黒羽城跡の御城印が贈られるユニークな特典もあります。


大会当日は交通規制や市営バスの運行変更が行われるため、周辺地域の情報を事前にチェックすることが重要です。

挑戦しがいのあるコースと手厚いサポート体制で知られる大田原マラソン。あなたも自分の限界に挑んでみませんか?

大田原マラソンの歴史と進化:地域とともに歩んだ35年

大田原マラソンは、1988年(昭和63年)に栃木県唯一の日本陸上競技連盟公認マラソン大会として誕生しました。そのきっかけは、当時の渡邊正義市長が市制30周年記念として日本陸連公認のマラソン大会を誘致するという選挙公約を掲げたことにあります。

大会設立の道のりは決して平坦ではありませんでした。当時、日本陸連と警察庁の間では新たな公認マラソン大会の承認を控えるという暗黙の了解がありました。しかし、栃木陸協の記録部長であった菊地強氏が窓口となり、「若手選手の発掘・育成を目的とする大会」として粘り強く交渉を重ねた結果、ついに公認を勝ち取ることに成功しました。その代わりに、大会には「制限時間3時間30分」という厳しい条件が課されました。


第1回大会は1988年12月4日に開催。その後、ランナーの挑戦を支えるため、第5回大会から制限時間は4時間に緩和され、現在の親しみやすい形へと進化を遂げました。


大会コースも時代とともに変化を重ねています。初期のライスラインを反時計回りに進むコースから、中心部を周回する高速コース、さらに2005年の市町村合併を機に現在の市内1周回コースへと移行。前半の下り、後半の上りというすり鉢状の地形や、名物「那須おろし」がランナーの挑戦心を燃やします。

発足当初からの理念「若手選手の発掘と育成」は現在も受け継がれています。さらに、パリマラソンへの選手派遣や東京マラソン「準エリート」枠の推薦、マラソンチャレンジカップ(MCC)参加など、国際的な取り組みも進行中です。


大田原マラソンは「ランナーファースト」を掲げ、すべてのランナーがストレスなく走りに集中できる環境づくりに注力。地域との協力体制を基盤に、全国のランナーから支持される大会へと成長しました。

歴史ある大田原マラソンは、初心者からベテランまで幅広いランナーにとって挑戦と感動を提供する大会です。

那須おろしの発生条件と特徴

那須おろし

那須おろしとは、冬に那須岳から吹き降ろす強い北西の季節風を指します。
この風は、特に栃木県北部で冬季によく見られる現象であり、地域の特徴的な気象現象として知られています。

発生条件として、風向が西北西~北北西であり、風速が5m/s以上であることが挙げられます。
冷たい風が一気に吹き降りるため、体感温度が大きく下がるのが特徴です。

那須おろしは、地域の厳しい冬を象徴する現象であり、住民にとっては馴染み深い一方、防寒や農業への影響対策も必要とされています。



大田原マラソンのコース解説:挑戦の舞台裏

大田原マラソンのコースは、時代とともにその姿を変え、ランナーの挑戦心を刺激する独特の特徴を持っています。現在採用されているコースは、2005年の市町村合併を機に市内を1周する形となり、ランナーにとって忘れられない体験を提供しています。

現在のコースは、前半が下り、後半が上りのすり鉢状という特性を持ち、最大高低差は80.7m。後半には小高い山がランナーを待ち受け、体力と技術が試されます。また、名物「那須おろし」という冷たい向かい風がコースをさらに過酷なものにしています。

市内を巡る1周コースは、風景の変化を楽しみつつも、ランナーの集中力が問われる舞台です。

大田原マラソンコース
大田原マラソンコース
過去のコースにも、それぞれの世代ならではの特徴がありました。
  • 第1世代(第1回~第7回):
    環状線「ライスライン」を反時計回りに進むコースで、一部は「ジェットコースター」と呼ばれるほどのアップダウンがありました。

  • 第2世代(第8回~第12回):
    記録を狙いやすい高速コースに設計変更され、中心部を2周回する形となりました。

  • 第3世代(第13回~第22回):
    陸上競技場の改修を受けて、復路のルートが調整されました。
いずれの世代でも、美原公園陸上競技場がスタートとフィニッシュ地点として採用されており、ランナーたちが戻ってくるゴールの舞台として親しまれています。

大会当日は、コース周辺で交通規制が実施されます。ランナーはもちろん、観戦や応援を予定している方も事前に大会公式ホームページで交通情報を確認しておくことをおすすめします。

高低差や「那須おろし」による難関が魅力の大田原マラソンのコース。挑戦者として足を踏み入れるその日、あなたのランニング人生に新たな一ページが刻まれることでしょう。

スペシャルドリンクを活用してレースを優位に進めよう

大田原マラソンでは、市民マラソンとしては珍しい「スペシャルドリンク設置サービス」を提供しています。これは、ランナーが自身で用意したドリンクをコース上の7か所に配置し、必要なタイミングで摂取できる仕組みです。このサービスを活用することで、ランナーは自分の体調やレースプランに合わせた補給が可能となり、より戦略的な走りを実現できます。

### スペシャルドリンク活用のメリット
  • 自分好みのドリンクを摂取可能:
    市販のスポーツドリンクや自作のオリジナルドリンクを準備することで、普段のトレーニングで慣れた味や成分を摂取できます。

  • レースプランに合わせた補給:
    ドリンクを摂取するタイミングを事前に計画することで、エネルギー補給や水分摂取を最適化し、パフォーマンスを最大限に引き出せます。

  • エイドステーションの混雑を回避:
    混雑を避け、自分のペースを崩すことなく補給を行えます。

### スペシャルドリンク設置の注意点
  • 設置ルールを確認: ドリンクの配置場所や数量のルールは大会要項で必ず確認してください。
  • 容器の準備: 大会ではボトル容器のみが受付可能です。ジェルを水で薄めたものや、お気に入りのドリンクを用意する際は適切な容器を使用しましょう。
  • 設置は自己責任: ドリンクの準備から預け入れまでは各自の責任となります。

### 設置ポイント
ドリンクはコース上の以下7か所に配置可能です:
  • 8.6km地点
  • 12.9km地点
  • 17.7km地点
  • 20.4km地点
  • 26.5km地点
  • 31.5km地点
  • 35.4km地点
各自のゼッケン番号に応じたテーブルに配置されるため、事前に位置を確認しておきましょう。

スペシャルドリンク
大田原マラソンスペシャルドリンク預け会場

大田原マラソンレースレポート:自己挑戦の42.195km

今年も挑戦の舞台となった大田原マラソン。気温11℃、湿度53%、北西風20km/hと厳しいコンディションの中、42.195kmのコースを駆け抜けました。スタートからゴールまでのレース展開を振り返ります。

### スタート ~ 10km
スタートから気合十分。最初の5kmを20分44秒、続く5kmを20分18秒と快調なペースで進みます。この時点での平均ペースは4分09秒/km。序盤の下りをうまく利用し、心拍数も171~174と安定していました。「那須おろし」の追い風を感じつつも、まだ余裕があります。
KM ペース ストライド ピッチ 心拍
0~5 4'09"/km 128 187 171
5~10 4'04"/km 132 186 174

### 10km ~ 20km
次の区間もほぼ同じペースを維持。10~15kmは20分20秒、15~20kmは20分28秒で通過。この段階では心拍数が175~176に上がり、体が本格的にレースモードへ移行しているのを感じました。足のストライドは132cmをキープし、追い風に乗って進行。

フルマラソンでは、心拍表示を消して走ります。
165くらいでないと、最後まで持ちません。 この時、体感は楽でしたが、心拍は高めでした。
10~15 4'04"/km 132 186 175
15~20 4'06"/km 132 184 176
### 20km ~ 30km
ここから徐々に疲労が蓄積。20~25kmのタイムは20分37秒で、これまでよりややペースダウンしましたが、許容範囲内。25~30kmは21分43秒となり、平均ペースが4分21秒/kmに落ち込み始めます。

心拍数も177と上昇。「那須おろし」が一段と厳しく、後半の上り坂がじわじわ効いてきます。

20~25 4'08"/km 129 187 178
25~30 4'21"/km 122 188 177
### 30km ~ 40km
最大の試練が訪れた区間。30~35kmは23分06秒、35~40kmは27分33秒とペースが大幅にダウン。脚攣り地獄、心がポッキリ折れました。

足のストライドが102cmにまで縮まり、風と坂がランナーの体力を容赦なく奪います。心拍数も151と下がり、エネルギー切れが見え隠れしました。

### ラスト ~ ゴール
最後の2.34kmは10分21秒。ゴールが見えた途端、残された力を振り絞りフィニッシュ!記録は3時間05分14秒
平均ペースは4分23秒/kmでした。

5.00 4'37"/km 118 182 171
5.00 5'31"/km 102 177 151
2.34 4'26"/km 122 185 157
### まとめ
大田原マラソンは、自然の厳しさと地元の温かい応援が交錯する挑戦の舞台でした。「那須おろし」と高低差がランナーを試す一方で、自分の限界を知る貴重な機会でもありました。

最後に、大会スタッフやボランティアの皆様、沿道で応援してくださった方々に感謝の意を表します。

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プロフィール(著者)

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昭和49年生まれ
2017年1月1日からランニングを始める。
初めての10km走を75分

トレーニング方法を学び、芝生ランニングにたどり着く

その結果
2年と11ヶ月で2:58:08(サブスリー)
その後、
1年と4カ月で2:49:35(サブエガ)

5000m: 17:22
10km: 35:33
ハーフマラソン: 1:18:47
フルマラソン: 2:49:35
ウルトラマラソン: 挑戦中

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