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サウナで暑熱馴化、真夏のランニング強化のポイント

2024年8月13日火曜日

知識

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日中の暑さに慣れるためのポイント

暑い中休憩しているランナー
多くのランナーは早朝や夜間に練習を行うため、日中の暑さに慣れる機会が少ないのが現状です。
しかし、大会は通常日中に開催されるため、暑熱馴化が不足しているとパフォーマンスに悪影響が出る可能性があります。

夏の暑い時期には、意識的に日中の練習量を増やすことが重要です。
これは、身体が暑さに対して適応し、暑熱馴化を促進するのに役立ちます。

仕事の前後に練習する時間がない場合は、週末や休暇を利用して日中に練習を行うことを信じるのも一つの方法です。

暑さに対する耐性を高めるためには、計画的に練習の時間を調整し、少しずつ暑い環境に身を置くことが大切です。
  その他に、暑熱馴化対策として、サウナが効果あるのはご存じですか?

サウナと温水浴がランニングに与える効果

サウナに入るランナー

最近の研究では、サウナや温水浴がランナーのパフォーマンスに与える影響について論じられています。
これらの方法は、適切に取り入れることで、体を暑さに馴れるための効果的な戦略となり、暑さによるストレスを軽減する可能性があります。

トレーニングにおけるサウナ浴の効果についての研究では、サウナを利用した群と行わなかった群の比較が行われました。
結果、サウナ浴を取り入れた男性のグループは、パフォーマンスが大幅に向上したことが確認されました。

スペインの研究
本研究は、未訓練の男性に対する高温(100 ± 2℃)での受動的な熱順応が、有酸素運動能力と高体温環境でのパフォーマンスに与える影響を調査しました。40名の健康な未訓練の男性を対象に、対照群(CG; n = 18)と実験群(EG; n = 22)に無作為に分け、3週間にわたって9回の間隔をあけた高温曝露を行いました。結果として、実験群では高体温環境でのVO2max、換気閾値(VT1およびVT2)および運動能力の向上が観察されました。これにより、受動的な熱順応が高体温環境でのパフォーマンスを向上させることが示唆され、アスリートが高温環境での競技に順応するための効果的なプロトコルであると結論づけられました。  

特に、最大酸素摂取量や無酸素運動、有酸素運動の能力が上昇し、全体的な呼吸機能も改善されました。
サウナ浴を行っていないグループに比べて、体温の上昇に対する適応能力が高まり、トレーニングの出力が増加したのです。

これらの結果は、ランナーの全体的なパフォーマンスが向上することが期待されているのです。


サウナ利用とトレーニング効果の詳細

この研究では、サウナの利用が練習後のリカバリーやパフォーマンスの持続性にどのような影響を与えるかも調査されました。
特に、陸上部の選手を対象とした試験では、サウナを使用することで、トレーニングの時間や負荷の延長が可能になることが確認されました。

サウナを利用することで、体温調節能力が向上し、トレーニング閾値の改善が見られました。
これにより、選手たちはより高い負荷のトレーニングを続けることができ、結果的にランニングパフォーマンスが向上するのです。

これらの結果は、サウナがランナーのトレーニングにおいて有益なツールとなりうることを示しています。
サウナをトレーニングの一環として取り入れることで、選手の持久力や全体的なフィットネスが向上し、競技力が大幅に高まることが期待されているのです。 ランナーが暑い環境に慣れるためには、サウナと冷水浴を活用することが効果的です。
これらの方法を取入れることで、暑熱馴化を促進し、大会でのパフォーマンス向上が期待されているのです。

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プロフィール(著者)

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昭和49年生まれ
2017年1月1日からランニングを始める。
初めての10km走を75分

トレーニング方法を学び、芝生ランニングにたどり着く

その結果
2年と11ヶ月で2:58:08(サブスリー)
その後、
1年と4カ月で2:49:35(サブエガ)

5000m: 17:22
10km: 35:33
ハーフマラソン: 1:18:47
フルマラソン: 2:49:35
ウルトラマラソン: 挑戦中

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