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1週間走らないとマラソンの走力はどれくらい落ちる?

2025年3月15日土曜日

マラソン知識/休息

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1週間走らないとマラソンの走力はどれくらい落ちる?


1週間走らないとマラソンの走力はどれくらい落ちる?休養を取ると、VO₂max(最大酸素摂取量)筋持久力が低下し、安静時心拍数が上昇することがあります。しかし、適切な方法で回復すれば、短期間で元の走力に戻すことが可能です。本記事では、走力低下の要因や、効率的な回復方法、さらに休養を活かしてパフォーマンスを向上させるコツを詳しく解説します。走力を維持しながら、効率よくトレーニングを進めるためのポイントを押さえましょう!



1週間走らないとマラソンの走力はどれくらい落ちる?

バナナぴろし

りんごちゃん、1週間まったく走らないと、走力はどれくらい落ちると思う?

りんごちゃん

うーん、1km1分遅くなっちゃう…とか!?

バナナぴろし

そこまで落ちることはないけど、影響はあるよ。たとえば…
心肺機能の変化(安静時心拍数の上昇)
→ 休養明けは心拍が高くなり、同じペースでもキツく感じる。

エネルギー供給の効率低下(代謝・血流の変化)
→ 長距離を走ったときにスタミナ切れを感じやすくなる。

りんごちゃん

えーっ!じゃあ、休むとすぐに遅くなっちゃう!?

バナナぴろし

いや、大丈夫!これらの影響は短期間で回復可能なんだ。
でも、いきなり高強度の練習を再開すると、負担が大きくなってケガのリスクが高まるから注意が必要だよ。

りんごちゃん

なるほど~!じゃあ、どうして走力が落ちちゃうのか、もっと詳しく知りたい!


走力低下の主な要因と具体的な影響(VO₂max・筋持久力・心肺機能)

バナナぴろし

走力低下の主な要因と具体的な影響は、

VO₂max(最大酸素摂取量)の低下
筋持久力の低下
心肺機能の変化(安静時心拍数の上昇)

こういう変化が起こるんだ。

1. VO₂max(最大酸素摂取量)の低下

りんごちゃん

VO₂max…?なにそれ、強そうな名前!

バナナぴろし

VO₂maxは「最大酸素摂取量」のことで、簡単に言うと「どれだけ効率よく酸素を使えるか」って指標だよ。これが落ちると、同じペースでも息が上がりやすくなるんだ。
1週間休むと、VO₂maxは1〜3%低下すると言われているよ。

下のリンクを見ると、くわしく解説してあるからね

2. 筋持久力の低下

りんごちゃん

じゃあ、筋肉も弱くなっちゃう?

バナナぴろし

そう、特に遅筋の持久力が落ちるんだ。
1週間休むと、筋持久力は3〜5%低下すると言われているよ。だから、長距離を走ると後半で粘りにくくなるかもしれないね。

下のリンクを見ると、くわしく解説してあるからね

3. 心肺機能の変化(安静時心拍数の上昇)

りんごちゃん

うわぁ…休んだだけで心臓がバクバクしやすくなるの!?

バナナぴろし

うん、休むと安静時心拍数が2〜5拍くらい上昇することがあるんだ。だから、いつものペースで走っても、少し苦しく感じることがあるよ。でも、これは数回の練習で元に戻るから安心してね。

りんごちゃん

そっか…でも、ちゃんと戻るなら安心!どうやって回復すればいいの?

バナナぴろし

次のセクションでは、1週間の休養後に効率よく走力を回復させる方法を解説するよ!

走力低下の主な要因と具体的な影響(VO₂max・筋持久力・心肺機能)のまとめ


ランナーなら誰しも、「1週間走らなかったらどれくらい走力が落ちるの?」と気になったことがあるはず。
特にマラソンを目指している人や、日々トレーニングを積んでいる人にとって、休養による影響は大きな関心事でしょう。

実際のところ、1週間走らないことで持久力筋持久力心肺機能に多少の影響はありますが、長期間のブランクほど深刻ではありません。適切なトレーニングを再開すれば、数回の練習で元のレベルに戻ることがほとんどです。



1. VO₂max(最大酸素摂取量)の低下


VO₂maxとは、体が酸素を取り込んで利用する能力を示す指標で、持久力の基本となる要素です。これが低下すると、同じペースでも息が上がりやすくなり、心拍数も高くなります。

低下の目安:1週間の休養で1〜3%低下する可能性あり。
数値例:普段VO₂max 60のランナーなら、58.8〜59.4に低下。
タイムへの影響:普段5kmを4:00/km(20:00)で走っていた場合、4:05/km(20:25前後)に落ちる可能性あり。


2. 筋持久力の低下


筋持久力は、長距離を走り続けるためのスタミナを支える重要な要素。特に、マラソンでカギを握る遅筋(持久力を支える筋肉)に影響が出やすくなります。

低下の目安:1週間の休養で約3〜5%低下する可能性あり。
インターバル走への影響:普段キロ3:30で1kmインターバルを5本できていた人は、休養明けには3:35〜3:40/kmくらいに落ちる可能性。
長距離走への影響:特に30km以降の粘りが落ち、バテやすくなる可能性あり。


3. 心肺機能の変化(安静時心拍数の上昇)


1週間走らないことで、心肺機能にも変化が起こります。特に、安静時心拍数2〜5拍程度上昇する可能性があります。

影響の具体例:
・普段安静時心拍数が50の人 → 休養後は52〜55になることも。
・普段キロ4:30で心拍150だった人 → 休養明けには155前後まで上昇する可能性あり。

この変化により、休養明けのランニングがいつもよりキツく感じることがあります。ただし、これは数回の練習で回復するため、大きな心配は不要です。


まとめ


VO₂maxの低下(1〜3%) → 息が上がりやすくなり、ペース維持が難しくなる
筋持久力の低下(約3〜5%) → インターバルや長距離での粘りが弱くなる
心肺機能の変化(心拍数の上昇) → いつもよりキツく感じる


1週間の休養後に走力を効率よく回復させる方法

バナナぴろし

りんごちゃん、1週間の休養明けに、いきなり以前と同じ強度で走るのは危険なんだ。体への負担が大きくなって、ケガのリスクが高まるからね。

りんごちゃん

えー!でも、休んでた分を取り戻さないと…って思っちゃう!

バナナぴろし

そう思うかもしれないけど、適切な方法で走力を戻せば、短期間で回復できるよ! じゃあ、休養明けに効率よく走力を取り戻すポイントを説明するね。

1週間のランニング休養を取った後、いきなり以前と同じ強度のトレーニングをすると、体への負担が大きく、ケガのリスクが高まります。 しかし、適切な方法で走力を戻せば、短期間で以前のレベルに回復できます。

ここでは、休養明けに効率よく走力を取り戻すためのポイントを解説します。



1. 休養明け1〜3日間はジョグ中心で体を慣らす

休養明けにいきなりスピード練習ロング走をすると、心肺や筋肉に急な負荷がかかり、ケガのリスクが高くなります。
最初の1〜3日間はジョグ中心にして、徐々にペースと距離を戻すのがポイントです。

🔹 具体的なメニュー
✅ 1日目: ゆっくりジョグ(5〜8km、会話できるペースで)
✅ 2日目: ビルドアップジョグ(後半少しペースアップ)
✅ 3日目: いつもの距離を7〜8割のペースで走る

これにより、心肺機能と筋持久力をスムーズに回復させることができます。

2. ビルドアップ走やペース走で感覚を取り戻す

ジョグで体を慣らしたら、次のステップとしてビルドアップ走ペース走を取り入れましょう。
これにより、心肺機能や持久力が早く回復します。

🔹 おすすめメニュー
ビルドアップ走: 10kmのうち、後半は少しずつペースアップ(最初キロ5:30 → 最後キロ4:30 など)
ペース走: フルマラソンペースで10〜15km(無理のない範囲で)

ビルドアップ走ペース走は、無理のない範囲で行い、心肺と筋肉を徐々に高負荷に慣らすのが重要です。

3. インターバルや坂道ダッシュでスピードを戻す

VO₂max(最大酸素摂取量)が低下しているため、スピード練習を取り入れると回復が早くなります。
ただし、最初から全力疾走するのではなく、負荷を少しずつ上げることが大切です。

🔹 おすすめメニュー
✅ 100m坂道ダッシュ × 5〜8本(流し感覚で)
✅ 400mインターバル × 5本(フルマラソンペース〜10秒/km速いペースで)
✅ 1kmインターバル × 3本(徐々にスピードを上げる)

いきなり負荷の高いレペティション(全力疾走)などは避け、軽めのインターバル坂道ダッシュから始めると安全です。

4. ロング走は無理せず徐々に距離を戻す

マラソンのスタミナ回復にはロング走が必須ですが、休養明けにいきなり30km走をするとオーバーワークになる可能性があります。

🔹 休養明けのロング走プラン
✅ 1回目:15kmジョグ(ゆっくり長く走る)
✅ 2回目:20kmペース走(マラソンペース+15秒/km)
✅ 3回目:25〜30km走(しっかり持久力を戻す)

いきなり長距離を走るのではなく、15km→20km→30kmと段階的に距離を伸ばすことで、疲労を最小限に抑えながら走力を戻せます。

5. 栄養・休息をしっかり取り、超回復を促す

1週間休んだ後の練習再開は、思った以上に体への負担が大きくなります。そのため、食事・睡眠をしっかりとることも重要です。

🔹 回復を早めるポイント
たんぱく質(筋修復) … 鶏胸肉、卵、大豆製品、プロテイン
炭水化物(エネルギー補給) … ご飯、パスタ、バナナ
睡眠7〜8時間 … 体をしっかり回復させる

特に休養明けは体がエネルギーを消費しやすいため、十分な栄養補給を心がけましょう。

まとめ:休養後の回復ポイント

✅ 1〜3日間はジョグ中心で体を慣らす(いきなり速く走らない)
ビルドアップ走ペース走走力を戻す(徐々にペースアップ)
✅ 軽めのインターバル坂道ダッシュでスピード回復(短め&本数少なめで)
ロング走は無理せず距離を戻す(15km→20km→30kmの順)
✅ 栄養と休息をしっかりとる(超回復を促す)


りんごちゃん

そっか!焦らずに段階的に戻していけばいいんだね。

バナナぴろし

そう!無理せず段階的に戻せば、3〜5回の練習で元のレベルに戻るよ。 次のセクションでは、「休養を活かしてマラソンのパフォーマンスを向上させるコツ」を解説するね!


休養を活かしてマラソンのパフォーマンスを向上させるコツ

バナナぴろし

りんごちゃん、1週間の休養って、マイナスなイメージがあるかもしれないけど、実はパフォーマンスを向上させるチャンスなんだ。

りんごちゃん

えっ?休むと走力が落ちちゃうんじゃないの?

1. 休養で「超回復」を最大限に活用する

  • 筋肉の修復を意識した食事(たんぱく質・鉄分・ビタミンB群)
  • 睡眠をしっかりとる(最低7時間、できれば8時間以上)
  • ストレッチやマッサージで血流を促進

2. フォームを見直し、効率的な走りを習得する

  • 上半身のリラックス(肩の力を抜く)
  • 腕振りをスムーズに(ムダな動きをなくす)
  • 着地を意識(ミッドフット or フォアフット)

3. 体幹トレーニングや補強運動で故障を防ぐ

  • プランク(30秒〜1分 × 3セット)
  • ヒップリフト(10回 × 3セット)
  • スクワット(10回 × 3セット)

4. メンタルリフレッシュで走るモチベーションを上げる

  • 好きなランニング動画や書籍を見る
  • 過去のベストタイムや成長記録を振り返る
  • 新しいコースを探してみる

5. トレーニングプランを見直し、効率的な練習を計画する

  • ジョグばかりになっていないか?
  • ロング走の頻度は適切か?
  • ポイント練習の負荷は適切か?

まとめ

✅ 超回復を活用し、体のリセット&強化を図る
✅ フォームを見直し、効率的な走りを習得する
✅ 体幹&補強トレーニングで故障しにくい体を作る
✅ メンタルリフレッシュで走るモチベーションを高める
✅ トレーニングプランを見直し、より効果的なメニューを作る

りんごちゃん

そっか!休養もちゃんと活用すれば、もっと速くなれるんだね!


バナナぴろし

そう!「休んだから遅くなった」じゃなくて、「休んだからより強くなれる」と考えよう!

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プロフィール(著者)

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昭和49年生まれ
2017年1月1日からランニングを始める。
初めての10km走を75分

トレーニング方法を学び、芝生ランニングにたどり着く

その結果
2年と11ヶ月で2:58:08(サブスリー)
その後、
1年と4カ月で2:49:35(サブエガ)

5000m: 17:22
10km: 35:33
ハーフマラソン: 1:18:47
フルマラソン: 2:49:35
ウルトラマラソン: 挑戦中

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