大会は。ロング(75km)、ミドル(35km)、ショート(45km)の3つの距離設定があり、それぞれに異なる難易度と特徴があります。
各コースの紹介や参加条件、完走率、過去の大会結果の集計に加え、実際の大会体験談も詳しく解説しています。
第2回 みなの天空ウルトラマラソン75K・35K・40K 大会概要
開催日: 2024年9月22日(日・祝)
会場: 皆野町役場
種目:
- 75km(76.5km, 累積標高1,668m)
- 35km(35km, 累積標高912m)
- 40km(41.4km, 累積標高744m)
エントリー料金:
- 75km: 15,000円
- 35km: 7,000円
- 40km: 8,000円
表彰: 各種目の男女上位3位まで、年代別上位1位(重複なし)
装備: 必携装備品の用意が必要(携帯電話、コップ、水など)
リタイア: エイドステーションでのみ受付、コース上でのリタイアはスタッフへ報告
お問い合わせ: FunTrails合同会社 (Tel: 049-293-9679, Mail: info@fun-trails.com)
第2回 みなの天空ウルトラマラソン75K・35K・40K コース案内 及び GPXダウンロード
埼玉県皆野町を基点としたウルトラマラソン
75K・35K・40Kのコースを設定しました。天空を見渡すコースと美味しいエイドをお楽しみください
ショートコースの魅力:35kmの挑戦
第2回みなの天空ウルトラマラソンの35kmコースは、自然豊かな秩父の山々を駆け抜ける、風光明媚なルートが魅力です。
累積標高912mのコースは適度なチャレンジを求めるランナーに最適で、美しい景色とともに楽しめます。
A1 美の山公園(6.5km地点)は、秩父の山々を一望できる絶景スポット。
秋の訪れを感じながら、風景を楽しむことができます。
A2 民宿きりしま(14.3km地点)は、秩父の風情を感じる場所で、地元の温かいおもてなしを受けられます。
ここでのエイドステーションは、ランナーに一息つく絶好の機会です。
A3 風布・日本の里 観光駐車場(20.2km地点)は、古き良き日本の風景を感じさせるエリア。
午前10時30分までに到達する必要があるため、ペース配分が重要です。
A4 岩田観光トイレ(26.3km地点)では、秩父の自然に囲まれた静かなひとときを過ごせます。
この地点を過ぎると、ゴールまでの道のりが見えてきます。
この35kmコースは、秩父の自然を存分に楽しめるだけでなく、適度なアップダウンがランナーの挑戦心をくすぐります。
美しい風景の中で走ることで、心身ともにリフレッシュできるでしょう。
ミドルコース:40kmの挑戦
第2回みなの天空ウルトラマラソンの40kmコースは、秩父の豊かな自然を満喫できるコース設計で、初心者から中級者まで幅広いランナーにおすすめのコースです。
累積標高は744mと比較的穏やかで、適度なアップダウンが魅力です。
A6 秩父華厳の滝(7.5km地点)は、美しい滝の風景を楽しめるスポットです。
このエイドでは、滝の涼やかな雰囲気に包まれながら、リフレッシュすることができます。
A7 天空のおやき(11.8km地点)は、秩父の特産品「おやき」を提供するエイドステーション。
ここで地元の味を楽しみながらエネルギーを補給できるのが、他のコースにはないユニークな魅力です。
A8 阿熊集落センター(14.7km地点)は、午後2時45分までに到達する必要があります。
集落を抜けるこの区間は、秩父の田園風景を楽しめるエリアです。
A9 秩父ワイン(24.7km地点)では、地元で愛されるワインの産地を通過します。
ブドウ畑の美しい景色が広がり、心を和ませます。
A10 秩父やまなみチーズ工房(32.6km地点)は、午後5時30分までに到着する必要があります。
このエイドでは、地元のチーズを楽しみながら、ゴールまでのエネルギーを補給することができます。
この40kmコースは、秩父の自然と文化を存分に味わえる構成となっており、ランナーにとって視覚的にも味覚的にも楽しめる素晴らしい体験を提供します。
心地よいペースで、秩父の魅力を堪能しながら走ることができるでしょう。
75kmコースの魅力
第2回みなの天空ウルトラマラソンの75kmコースは、全長76.5km、累積標高1,668mという挑戦的なルートで、秩父の自然美を存分に堪能できる、上級者向けの壮大なトレイルコースです。
豊かな自然環境を背景に、エイドステーションが適切に配置されており、ランナーをサポートします。
A1 美の山公園(6.5km地点)は、秩父の雄大な景色を楽しめるスポットで、スタートからのウォームアップに最適です。
自然の中で走る爽快感を味わえます。
A2 民宿きりしま(14.3km地点)では、地元の温かい雰囲気を感じられるエイドが設置され、最初の大きな区間を終えての休息にぴったりです。
A3 風布・日本の里 観光駐車場(20.2km地点)に到達するのは午前10時が目安。
ここでエネルギーを補給し、さらにペースを保ちながら進んでいきます。
A4 岩田観光トイレ(26.3km地点)は、秩父の自然と共にリラックスできるエリア。
この先には、さらなるチャレンジが待っています。
A5 皆野町役場(35km地点)は、午後12時30分までに到達する必要があります。
このエイドで次のステージに向けて準備を整えます。
A6 秩父華厳の滝(42.5km地点)は、絶景の滝を背景にリフレッシュできる場所です。
コースの後半戦に備えるための重要なエイドです。
A7 天空のおやき(46.8km地点)は、地元の名物「おやき」でランナーを元気づけるユニークなエイドステーションです。
A8 阿熊集落センター(49.7km地点)は午後2時45分までに到達する必要があり、ここでしっかりと休息をとることで、残りのコースを力強く走り抜けます。
A9 秩父ワイン(59.7km地点)では、ブドウ畑に囲まれた美しい風景を楽しみながら、次の目標地点に向けて心身をリフレッシュします。
A10 秩父やまなみチーズ工房(67.6km地点)は、午後5時30分までに到達する必要があります。ここで最後のエネルギーを補給し、ゴールへと向かう準備を整えます。
この75kmコースは、秩父の豊かな自然を最大限に体感できると同時に、ランナーにとっての大きな挑戦です。
自然との調和を感じながら、自分自身の限界に挑戦する最高の舞台を提供します。
第2回 みなの天空ウルトラマラソン75K・35K・40K コース案内 GPXダウンロード
以下のリンクから第2回 みなの天空ウルトラマラソン75K・35K・40K コース案内のGPXをダウンロードできます。みなの天空ウルトラマラソン75K・35K・40K 難易度
みなの天空ウルトラマラソン35K 難易度
指標:
フルマラソン(42.195km)を4時間以内で完走できるレベル
理由:
この35kmコースは、標高差が約912mと適度な挑戦を提供するトレイルコースであり、一定の走力と持久力が求められます。
フルマラソンを4時間以内で走れるランナーであれば、このコースを制限時間内で走り切るための基礎体力が備わっていると考えられます。
第2回みなの天空ウルトラマラソンの35kmコースは、総合的な標高差がある中級者向けのトレイルコースです。
累積上昇高度は約912mと、登り下りのバランスが取れたコース設計です。
スタート地点からの最大標高は約551m、最も低い地点は約106mです。特にコース序盤の登りは急であり、最初の6.5km地点にある美の山公園までのセクションでは、しっかりとペース配分を考える必要があります。
コース中盤では、標高の変化が続き、14.3km地点の民宿きりしまに到達するまでの間、持久力とペース管理が重要です。
特に、20.2km地点の風布・日本の里 観光駐車場にかけての登りは、ランナーにとってのチャレンジとなります。
最後のエイドステーションである26.3km地点の岩田観光トイレからゴールまでの区間では、下りのセクションが続きますが、疲労が蓄積する中での集中力が試されます。この区間での安定した走りが、完走への鍵となります。
総じて、この35kmコースは、登りと下りのバランスが取れたコースで、走力だけでなくペース管理や持久力も要求されます。
自然の中で自分の限界に挑戦し、完走後の達成感を得られることは間違いありません。
みなの天空ウルトラマラソン40K 難易度
指標:
フルマラソン(42.195km)を4時間以内で完走できるレベル
理由:
この40kmコースは、累積標高が約744mと比較的厳しいため、フルマラソンを4時間以内で走れるランナーが適しています。
体力と持久力が問われるコースであり、ペース配分が重要です。
第2回みなの天空ウルトラマラソンの40kmコースは、総合的な標高差が大きく、中級から上級者向けのトレイルコースです。
累積上昇高度は約744mとタフなコースとなっています。
スタート地点からの最大標高は約545mのあるコースです。
特にコース前半の登りは厳しく、最初の7.5km地点にある秩父華厳の滝までの区間では、しっかりとしたペース配分が求められます。
中盤にかけての11.8km地点の天空のおやきから14.7km地点の阿熊集落センターにかけては、登りと下りが交互に現れるため、持久力と技術が試されるセクションです。このエリアでは、登りでのペースダウンを防ぐことが完走の鍵となります。
24.7km地点の秩父ワインから32.6km地点の秩父やまなみチーズ工房までの区間は、長めの下りが続きますが、疲労が蓄積する中での走りが試されます。この区間では、ペースを守りつつ、集中力を切らさずに進むことが重要です。
総じて、この40kmコースは、登りと下りの繰り返しが多く、技術的な要素も含まれたトレイルランニングコースです。フルマラソンを4時間以内で完走できるレベルのランナーであれば、このチャレンジングなコースでも制限時間内の完走が十分に可能です。
みなの天空ウルトラマラソン75K 難易度
指標:
フルマラソン(42.195km)を3時間30分以内で完走できるレベル
理由:
75kmコースは、累積標高が約1,668mと非常に高く、長時間にわたる持久力と強靭な体力が必要です。
フルマラソンを3時間30分以内で走れるランナーであれば、この過酷なコースでも完走できる体力があると考えられます。
第2回みなの天空ウルトラマラソンの75kmコースは、全体にわたる長距離と大きな標高差が特徴で、非常に挑戦的なコースです。厳しいアップダウンが繰り返されるタフなコース設計です。
コースの最高地点は約555m、最低地点は約103mです。特にスタートからの登りは急であり、最初の6.5km地点にある美の山公園までのセクションでは、序盤からペース配分を慎重に行う必要があります。
中盤にかけての14.3km地点の民宿きりしまや、35km地点の皆野町役場までは、長い登り下りが続くため、持久力と集中力が問われます。特に、午後12時30分までに皆野町役場に到着することが求められます。
終盤のエイドステーション、42.5km地点の秩父華厳の滝からゴールまでの区間では、疲労がピークに達しますが、最後まで力を振り絞る必要があります。途中、59.7km地点の秩父ワインや67.6km地点の秩父やまなみチーズ工房では、エネルギーを補給しつつ、ゴールに向けたラストスパートに備えることが重要です。
この75kmコースは、秩父の美しい自然を背景にしつつも、極限の体力と精神力を試される、非常にチャレンジングなコースです。
経験豊富なランナーであれば、この壮大なコースを制覇することで、非常に大きな達成感を得ることができるでしょう。
2023年:みなの天空ウルトラマラソン75K・35K・40K 過去のリザルト集計
レース結果
カテゴリ | 最速 | 最遅 | 平均 | 出走数 | 完走率 |
---|---|---|---|---|---|
35km | 2:45:48 | 2:59:15 | 2:50:16 | 67 | 83% |
40km | 3:05:46 | 6:31:17 | 4:49:20 | 40 | 95% |
75km | 6:47:28 | 7:16:58 | 7:11:24 | 82 | 79% |
2023年のみなの天空ウルトラマラソンでは、各コースで難易度の高いレースが展開されました。
特に以下の点が際立っています。
-
35km部門では、最速タイムが2時間45分48秒で、完走率は83%となりました。
比較的短い距離ながらも、累積標高が高く、参加者の多くが厳しいコースに挑んだことがわかります。
この完走率は、挑戦者にとって中級レベルの技術と持久力が要求されることを示しています。 -
40km部門は、最速タイムが3時間5分46秒で、最遅タイムは6時間31分17秒と、広範囲にわたるタイム差がありました。
完走率は95%と高いものの、コース自体が長く、累積標高も大きいため、完走には十分な準備とペース管理が必要です。
このコースは、経験豊富なランナーでも厳しさを感じる上級者向けの難易度と言えるでしょう。 -
75km部門では、最速タイムが6時間47分28秒で、最遅タイムは7時間16分58秒となりました。
完走率は79%と低めであり、このコースの過酷さを物語っています。
長距離に加えて大きな標高差があるため、持久力と精神力の両方が試される非常に高難度のコースです。
挑戦者はしっかりとした準備が必要であり、完走そのものが大きな達成感をもたらすことでしょう。
第2回 みなの天空ウルトラマラソン75Kレースレポート
2024年9月22日、第2回
みなの天空ウルトラマラソン75Kが開催され、私は50歳代男子部門で参加しました。
天候は曇り。
もう少し温度が低ければと思いましたが、まずまずのコンディション
コースの累積標高は1,668mという非常に過酷な設定。
全体のコースは、前半に急な登り坂が2回、後半に登い坂が1回、そして下り坂とが続きゴールへ
持久力を要求される難しいレースでした。
前半気合で押して、山を3回登る。そして下りも気合で・・・・
設定ペースは5'30
これならいけるだろうと思いましたが、甘かったです。
では、その結果を・・・
スタート時点での気温は比較的涼しく、7:00にレースが始まりました。
スタート直後は約6kmにわたる登り区間が続き、標高はおよそ380m上昇しました。林道の景色は最高です。 スタートダッシュで後続のランナーに抜かれる場面もありましたが、自分のペースを維持。
5km地点を過ぎると涼しくなり、走りやすい気候に変わりました。
6.5km地点を通過した後ぐらいに、最初のエイドです。
最初の20.2km地点にあるA3 風布・日本の里観光駐車場までの区間は、標高差があるため慎重なペース配分を心がけました。
晴れていれば、景色は良いだろうと思いますが、曇り。
まぁ、走るには太陽あると最悪なので良しとします。 20km地点のエイドでは、おやきなどが提供され、エネルギー補給。
1時間57分42秒で通過。
この時点で総合14位、50歳代男子部門では4位でした。
序盤のペースは5:49/kmで、山を上るコースとしては比較的良好なペースで進むことができました。
続いて35km地点のA5 皆野町役場では、3時間15分10秒で到達。
この区間は順調に走り抜け、ペースも5:34/kmと向上しました。
部門順位は2位に上がり、総合順位でも10位とトップに食い込む形となりました。
一度、スタート地点に戻るので、補給食を+です。
気持ちを切り替えて、標高差のある上り区間にもかかわらず、良いリズムでレースを進められました。 中盤の難所である49.7km地点のA8 阿熊集落センターでは、ややペースが落ち、5時間00分54秒で通過しました。
疲労が蓄積してきたことでペースは6:03/kmまで落ちましたが、部門順位は3位をキープ。 この地点からは精神力が試される展開となり、気温の上昇とともに消耗が激しくなりました。
67.6km地点のA10 秩父やまなみチーズ工房では、7時間05分03秒で通過。下り区間が続く中、ここまでで大きく順位を落とすことはなく、部門3位を維持しました。
この時点でのペースは6:17/kmで、ここから最後の10kmに向けて全力を尽くしました。 ゴールまでのロード区間は広大で目標物が少なく、精神的に辛い場面もあった
最終的に、8時間11分23秒でゴール。
総合順位は14位、50歳代男子部門で3位という結果でした。
ラストスパートでは6:25/kmのペースで走り抜け、ペースを維持するのが非常に困難な状況でしたが、目標を達成することができました。
このレースを通じて感じたのは、コース全体を通していかにペース配分を意識し、体力を温存するかが重要だということです。
特に秩父の山々を駆け抜けるコースは、景色が素晴らしい一方で、体力を大きく消耗させる厳しい環境でした。
次回のレースに向けて、さらにトレーニングを重ね、より良い結果を目指したいと思います。
全体を通して景色が良く、エイドの食事も充実しており、非常に走りごたえのあるコースでした。
Fun
Trailsの大会は食事やボランティアのサポートが素晴らしく、参加者を温かく迎えてくれる大会だと感じました。
№ | 総合順位 | 年代部門順位 | 距離(km) | 区間順位 | 平均タイム(km) |
---|---|---|---|---|---|
1 | 14/146 | 4/51 | 20.2 | 14位 | 05:49.62 |
2 | 10/146 | 2/51 | 35.0 | 6位 | 05:34.58 |
3 | 12/146 | 3/51 | 49.7 | 20位 | 06:03.26 |
4 | 16/146 | 3/51 | 59.7 | 32位 | 06:13.02 |
5 | 17/146 | 3/51 | 67.6 | 26位 | 06:17.26 |
6 | 18/146 | 3/51 | 76.5 | 36位 | 06:25.40 |
距離 (km) | 平均ペース (/km) |
---|---|
0-10 km | 5'50" /km |
10-20 km | 6'00" /km |
20-30 km | 5'04" /km |
30-40 km | 5'29" /km |
40-50 km | 7'09" /km |
50-60 km | 6'30" /km |
60-70 km | 6'11" /km |
70-76.5 km | 6'44" /km |
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