このレースは、炎天下の中で行われ、雄大な自然に囲まれた会津磐梯山を一周するコースとなっています。
高低差2000mを誇るこのコースは、ランナーにとって魅力たっぷりであり、最高の景色を楽しむことができます。
会津磐梯山ウルトラマラソン100km 大会概要
第3回会津磐梯山ウルトラマラソンが16日(日)に福島県耶麻郡猪苗代町、磐梯町、北塩原村で開催。
【距離】
・100km(猪苗代町スタート)
参加費
一般
・100km:18,000円
表彰対象
総合男女1~5位/年代別男女1~3位(総合入賞者を除く)
制限時間
【100km部門】
第1関門33km地点 [休暇村多目的広場] スタート後5時間 [10:00]
第2関門60km地点 [LAC会津磐梯] スタート後9時間45分 [14:45]
第3関門82km地点 [ヨークベニマル] スタート後12時間 [17:00]
第4関門91km地点 [昭和の森] スタート後13時間30分 [18:30]
日程
6/15 (土)
13:00~17:00 選手受付、EXPO [猪苗代町総合体育館 カメリーナ]
会津磐梯山ウルトラマラソン100km コース案内 及び GPXダウンロード
会津磐梯山ウルトラマラソンは、100kmの壮大なコースでランナーを待ち受けています。
スタート地点は、福島県の美しい町猪苗代町です。
ここから、ランナーは雄大な会津磐梯山を一周するルートをたどります。
コースの途中には、標高1,816mの磐梯山を含む難関が待ち構えています。
さらに、北塩原村を通り、壮大な景色を楽しみながら裏磐梯の美しい自然を堪能することができます。
その後、コースは喜多方市へと続き、地元の名物である喜多方ラーメンの香りが漂う中を進んでいきます。
最後は、再び猪苗代町へ戻り、フィニッシュラインを目指します。
このコースは、合計で2,000mの高低差を誇り、ランナーにとって非常にチャレンジングなレースとなっています。
しかし、その分達成感もひとしおであり、多くのランナーがこのレースに魅了されています。
第3回 会津磐梯山ウルトラマラソン100km GPXダウンロード
以下のリンクから 会津磐梯山ウルトラマラソン100kmのGPXをダウンロードできます。会津磐梯山ウルトラマラソン100km 難易度
会津磐梯山ウルトラマラソンの100kmレースの完走率はおおよそ60%前後です。
この大会は、距離が長いだけでなく、標高差が大きく、アップダウンの多いコースが特徴です。
特に、72km地点の天鏡閣エイドまでの区間や、87km地点の関門などが難所として知られています。
2023年 出走人数:230名、完走者数152名(完走率66.1%)
2024年 出走人数:266名、完走者数143名(完走率53.8%)
会津磐梯山ウルトラマラソン100km 大会レポート
2024/6/16(日) 第3回 会津磐梯山ウルトラマラソン100km
このレースのスタート時間は、5時
前日の夜に会場の駐車場に到着し、車中泊の準備。
フルフラットにしたベッドでぐっすり眠り、スタートに備えました。
4時起床
菓子パンを食べました。
ウルトラマラソンの準備
ウルトラマラソンに挑戦するためには、準備が非常に大切です。以下に必要なアイテムとその理由を紹介します。-
ウエストポーチ
ウエストポーチは、小さなアイテムを簡単に取り出せるために便利です。ジェル、カロリーメイト、塩タブレットを入れました。 -
ランニングリュック
長距離のウルトラマラソンでは、ランニングリュックが欠かせません。ソフトフラスクをいれました。 -
ソフトフラスク
エイドでポカリを入れます。ケースを押すと先端からぴゅーと出る仕組みになっており手軽に水分補給できます。 -
塩タブレット
ウルトラマラソンでは、長時間の運動により体内の塩分が失われます。塩タブレットを持参し、定期的に摂取することで、筋肉痙攣を防ぎ、体調を維持することができます。 -
カロリーメイト
エネルギー補給のために、カロリーメイトは理想的です。小さくて持ち運びやすく、手軽にカロリーを摂取できます。走行中にエネルギー切れを防ぐために数個持っておくと安心です。 -
ウィダー(4個)
ウィダーはジェル状のエネルギー補給食品で、短時間でエネルギーを補充できます。消化も良く、すぐにエネルギー源として活用されるため、長距離ランニングに最適です。4個ほど持っておくと安心です。
会津磐梯山ウルトラマラソンのレースレポート
前日とスタート
前日は車中泊をしました。睡眠時間は4時までと短めでしたが、5時にスタートしました。日中の気温は30度超えの予想でした。
0~10km
最初の10kmでは心拍が少し高めで、140前半をキープしました。ペースは5’30で進みました。10~25km
ここから登りが始まり、標高400mを登り、1000m地点まで行きました。ここでエイドステーションがありました。毎10kmでウィダーと塩タブレットを摂取し、登りも快調で、ペースは5’20くらいでした。心拍は150を維持しました。
25~40km
一度下り、30km地点まで進みました。登りでは800m~1200m。ペースは5’45で、体調も良く、体力の30%程度しか使っていない感覚でした。45~60km
ここから一気に下りが続き、45kmから57kmまで800mの下りをずっと進みました。この長距離の下りで足にダメージを負いましたが、体力には問題なく、残りのフルマラソンも走れると思いました。65~72km
しかし、65kmから72kmのダートの登りで足のダメージが最大になり、満足に走れなくなりました。70km地点では熱中症の気配がありました。木陰も少なく、炎天下で非常に厳しい状況でした。85~92km
85kmから92kmの最後の登りも限界ギリギリでした。95km
95km地点で手足がしびれてきたため、やばいと思い10分ほどストップしました。最後の力を振り絞り、最終的に11時間17分でゴールしました。距離 | 時間 | 平均ペース |
---|---|---|
10.00 km | 55:27.94 | 5'33" /km |
20.00 km | 57:35.52 | 5'46" /km |
30.00 km | 55:38.48 | 5'34" /km |
40.00 km | 55:06.31 | 5'31" /km |
50.00 km | 1:00:06.36 | 6'01" /km |
60.00 km | 58:14.18 | 5'49" /km |
70.00 km | 1:00:34.70 | 6'03" /km |
80.00 km | 1:11:49.83 | 7'11" /km |
90.00 km | 1:15:05.52 | 7'31" /km |
100.00 km | 1:31:56.52 | 8'57" /km |
第3回 会津磐梯山ウルトラマラソンのリザルトと分析
会津磐梯山ウルトラマラソンのリザルト全体の分析
出走人数: 246名
完走者: 143名
完走率: 58.1%
完走者データ
順位 | 氏名 | 記録 | 居住地 | 年齢 | 性別 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 正岡 隼 | 7:30:50 | 宮城県 | 28 | 男性 |
2 | 西原 隆之 | 8:05:09 | 茨城県 | 44 | 男性 |
3 | 酢谷 耕太 | 8:45:11 | 神奈川県 | 43 | 男性 |
年齢別・性別の分布
20代男子: 1名(優勝者)
30代男子: 8名
40代男子: 27名(最も多い)
50代男子: 42名
60代男子: 5名
30代女子: 6名
40代女子: 10名
50代女子: 18名(女子の中で最も多い)
ペース分析
優勝者の平均ペースは4:30/km、完走者の平均タイムは約12時間14分。50km以降でペースダウンが顕著。
バナナぴろしの分析
基本情報
総合順位: 33位
記録: 11時間17分24秒
年齢: 49歳
性別: 男性
居住地: 千葉県
区分: 40代男子
区分順位: 17位
各CP間のタイムと順位
区間 | タイム | 順位 | 平均 ペース |
---|---|---|---|
スタートからCP1 0km~33km 33km |
3:12:23 | 31位 246人中 |
5'50 |
CP1からCP2 33km~60km 27km |
2:36:28 | 25位 236人中 |
5'47 |
CP2からCP3 60km~82km 22km |
2:40:46 | 31位 195人中 |
7'19 |
CP3からCP4 82km~91km 9km |
1:19:43 | 37位 146人中 |
8'52 |
CP4からゴール 91km~100km 9km) |
1:28:04 | 137位 143人中 |
9'47 |
ペース分析
前半(スタート〜CP2)は安定したペース(平均5分49秒/km)を維持。中盤(CP2〜CP3)はややペースダウン(平均7分19秒/km)。後半(CP3〜フィニッシュ)はペースが大きく落ち、特にCP4からフィニッシュ間で順位が大きく下降(平均9分20秒/km)。
第3回 会津磐梯山ウルトラマラソン100km 反省と課題
良かったこと
- 給水ボトルは、ソフトフラスクにしたので、エイドでなく走っているときも給水できた。
- カロリーメイトを走りながら食べることで、エネルギー補給できた。
- ペースより、心拍を重視し、オーバーペースにならなかった。
悪かったこと
- 下りが下手だった。
- 月間走行距離が250kmでは足りなかった。
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